医療教育部のご案内
Medical Education Department
現場からケアの方法、考え方を変えていく
当院の理念である「人に優しい医療」の実現に向けて、職員全体でユマニチュード®を実践していくための教育を行っている部門です。育成にあたっては院内資格制度を設けており、主に看護部・リハビリテーション部のスタッフに対して数日間の研修を行い、実際に患者さんの反応を見ながらケア技術や考え方を身につけていきます。
〈プロフィール〉
イヴ·ジネスト Yves GINESTE
フランスの体育学専門家。ロゼット・マレスコッティと共に包括的ケア技法「ユマニチュード®」を考案。ベッドサイドで一緒に課題解決を行う訪問型の研修を行なっている。
研修を通して、患者さんとの信頼関係の築き方を改めて見直しました。一人ひとりの「その人らしさ」を保ったまま、素敵な生涯を過ごしていただくために、ユマニチュード®はとても素晴らしい技法だと思います。
Stage | I | II | III | IV | |
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定義 | 看護手順に従い助言を得て看護を実践する | 看護計画に基づき自立して看護を実践する | 個別性のある看護を実践する | 幅広い視野で予防的看護を実践する | |
認定 要件 |
必須研修(□)を受講したのち面談にて修了認定 | 別途記載 |
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ユマニチュード®実践者リーダー | |||||
特定行為研修 | |||||
脳神経、高齢者看護院内認定 |
ユマニチュード®とはケアの手法のひとつであり、フランス語で「人間らしさを取り戻す」という意味をもつ造語です。ユマニチュード®ではケアに対する考え方を「哲学」と呼び、その人自身のもつ能力を奪わないために「見る・話す・触れる・立つ」の4つを柱としたコミュニケーションを用いてケアを行います。
当団体は、一般社団法人日本ユマニチュード学会の賛助会員として、ユマニチュード®を通じて患者さんのケアに取り組んでいます。また、現在当法人には、日本ユマニチュード学会から認定された、ユマニチュード®認定チーフインストラクター2名が在籍しており、院内やグループ施設で研修を行い、全職員がユマニチュード®を理解し、実践することを目標としています。
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