診療案内

Medical Treatment

もの忘れ外来レケンビ/ケサンラ点滴治療のご紹介

Memory Clinic

基本概要

窓口受付時間
木 15:00~17:00
担当医
矢野 茂敏
完全予約制
092-591-8171
「それは年齢のせい?」と迷ったら、まずは専門的な確認を。

もの忘れは、加齢による変化だけでなく、早期に対応することで進行を抑えられる場合があります。
気になる症状があれば、お一人で悩まずご相談ください。
ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も受け付けています。

「それは年齢のせい?」と迷ったら、まずは専門的な確認を。

このような症状はありませんか?

  • 同じことを何度も聞くようになった
  • 物の置き場所をよく忘れる
  • 約束や予定を忘れてしまう
  • 以前できていたことがうまくできない
  • 会話の中で言葉が出にくい
  • 怒りっぽくなった、性格が変わった気がする

もの忘れ外来について

もの忘れ外来では、加齢による自然な変化か、治療が必要な状態かを専門的に診断します。認知症だけでなく、うつ病や脳の病気など、さまざまな原因を含めて総合的に評価します。

主な対象となる疾患

  • 認知症(アルツハイマー型など)
  • 軽度認知障害(MCI)
  • 脳血管障害による認知機能低下
  • うつ病などによる記憶力低下

早期発見・早期対応が重要です。

診察・検査の流れ

Step01
問診・適応評価(ご本人・ご家族)

症状や既往歴を確認します

Step02
各種検査
  • MRI検査
  • 認知機能検査
  • 必要に応じて血液検査
  • 必要に応じて入院による精密検査を行う場合があります
  • 運転評価についてもご相談をお受けしております

診断結果に応じた治療の選択

診察・検査の結果に基づき、患者さん一人ひとりに適した治療をご提案します。

一般的な治療・経過観察

  • 生活改善のアドバイス
  • 内服薬による治療
  • 定期的なフォロー

新しい治療の対象となる方

以下に該当する場合、点滴治療をご案内することがあります。

  • 軽度認知障害(MCI)と診断された方
  • 早期のアルツハイマー型認知症と診断された方

アルツハイマー病とは

脳にアミロイドβ(ベータ)プラークというタンパク質が異常にたまり脳の神経細胞が減る病気です。その結果、もの忘れが増えるなど、認知機能や日常生活に支障をきたします。

レケンビ・ケサンラ点滴治療について

レケンビ

アミロイドβプロトフィブリルは、アミロイドβがかたまりになる途中の物質です。
レケンビがアミロイドβプロトフィブリルにくっつくことで、異物を排除する細胞のミクログリアを引き寄せ、アミロイドβを取り除きます。

レケンビ

ケサンラ

ケサンラは、脳にたまったアミロイドβプラークを取り除くお薬です。

ケサンラ

これらは、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβに作用し、その蓄積を減らすことで、病気の進行を遅らせることが期待される治療です。

症状を完全に治す治療ではありません。

対象となる条件

  • 軽度認知障害(MCI)または早期アルツハイマー病
  • PET検査や脳脊髄液検査(CSF検査)でアミロイドβの脳内蓄積が確認された(陽性)方
  • MRIで治療リスクとなる所見がない方
    (例:脳出血、重度の微小出血、広範な脳梗塞など)

詳細は診察・検査により判断します。

治療の流れ

Step01
治療説明・同意

効果やリスク、副作用についてご説明します。

Step02
点滴治療開始
  • レケンビ:2週間ごとに投与(継続治療)
  • ケサンラ:4週間ごとに投与(原則1~1年半)
Step03
経過観察

定期的な診察・MRI検査で安全性を確認します。

注意点・副作用について

抗アミロイドβ抗体薬では、以下の副作用が報告されています。

  • 脳のむくみ(ARIA-E)
  • 微小出血(ARIA-H)
  • 頭痛、めまい など

そのため、定期的なMRI検査による安全確認が必要です。

当院の特徴

  • もの忘れ外来から点滴治療まで一貫対応
  • MRIによる精密検査体制
  • 新しい治療の適応を適切に判断
  • ご家族へのサポート体制

福岡エリアでも対応施設は限られています

よくあるご質問

  • Q
    もの忘れと認知症の違いは何ですか?
    A
    加齢によるもの忘れは「体験の一部を忘れる」のに対し、認知症では「体験そのものを忘れる」傾向があります。ただし見分けが難しい場合も多いため、医療機関での評価が重要です。
  • Q
    軽度認知障害(MCI)とは何ですか?
    A
    軽度認知障害(MCI)は、認知症ではないものの、記憶力などに軽い低下がみられる状態です。将来的に認知症へ進行する可能性があるため、経過観察や早期対応が重要とされています。
  • Q
    レケンビ・ケサンラはどんな治療ですか?
    A
    抗アミロイドβ抗体薬と呼ばれる点滴治療で、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβに作用し、病気の進行を遅らせることが期待されています。症状を完全に治す治療ではありません。
  • Q
    レケンビ・ケサンラは誰でも受けられますか?
    A
    誰でも受けられる治療ではありません。軽度認知障害(MCI)や早期のアルツハイマー病と診断され、各種検査で適応が確認された方が対象となります。
  • Q
    費用はどのくらいかかりますか?
    A
    保険適用の条件や自己負担割合により異なります。治療内容や検査を含めた費用については、受診時に個別にご説明いたします。
  • Q
    家族だけで相談することはできますか?
    A
    はい、可能です。ご本人の受診前に、ご家族のみでのご相談も受け付けています。

受診について

  • 完全予約制 
    電話:
    092-591-8171
  • 健康保険適用
  • お薬手帳・紹介状があればご持参ください

まずはもの忘れ外来へご相談ください

症状の原因を正しく知ることが、最初の一歩です。
そのうえで、必要な方には新しい治療も含めてご提案いたします。

診療案内

Medical Treatment

外来診療時間

平日
9:00~12:30、14:00~17:30
土曜
9:00~12:30
休診日
日曜日、祝日
お正月休み 12月30日~1月3日

お問い合わせ

代表
092-591-8171